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“加藤公一レオ”の「広告業界的ぶっちゃけ話」

通販王国と言われる九州で、一貫してダイレクトマーケティング型ネット広告に従事し、ネット広告の第一人者と言われる株式会社売れるネット広告社の加藤公一レオ氏の広告業界的“辛口コラム”!

加藤公一レオ
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第11回:新人広告マンたち、仕事を覚える前にこんな先輩には気をつけろ!


広告業界に入った新人へ! 自分の選択に疑問を持っているか~(笑)?


4月から新しく広告の世界に入ってきた君たち。およそ半年が経った今、うだる夏の暑さにどんよりとした気持ちで仕事をしているのではないだろうか。
しかし、そんな心持ちでいるものの、学生時代の友人と会った時には、「徹夜でタクシー帰りがほとんど」「この前タレントの◯◯に会ったけど、超性格悪くてー」なんて、ちょっと業界人ぶった発言をしてみて自慢をしているのだろう。もう1度就職活動をしていた時代に戻ることができ、広告業界を選ぶかと聞かれたら、即座にYESという返答をすることができる人は、そうは多くいないはずだ。
一体、自分はどんな仕事をしているのか?これから自分がどうなるのか?こんな仕事をずっと続けていくのか?不安を挙げればキリがない。そんな不安を少しでも解消するテクニックを私が授けよう。それは……
ダメな先輩を見抜くテクニックだ。

 

仕事を教えてくれる先輩だけが先輩ではない

新人広告マンの君たちには、所属している部署で一緒に仕事をするように指示を受けている先輩がいるだろう。最近の広告業界では、新人育成として流行りのOn The Job Training(OJT)方式を採用しているところが多く、OJTトレーナーと言われる先輩が君たちに、仕事のイロハを教えているだろう。君たちはその状況に何も疑問を持たず、トレーニングを受けているかもしれないが、はっきり言おう、OJTトレーナー達は特殊な技能や訓練やコーチング技術を持っている訳ではない。君たちより数年程度先にこの世に生まれ、その会社に入っているだけなのである。教え方がうまいというような尺度でOJTトレーナーは選ばれているわけではない。ただ、年次で選ばれているにほかならない。そもそも日本はバブル崩壊後の不況で新人教育の予算を減らしてきている。OJTについても座学を減らし講師代などを削減し、猫の手でも借りたい仕事現場に人材を放り込むための方便にすぎない場合が多い。そんな脆弱な教育環境で君たちは育てられているという事実を知った方が良い。会社は君たちに頑張ってほしいと心の底から思っているが、特に6大大手広告代理店は、君たちを替えのきく部品でしかないと思っている。となれば、君たちは自分自身をどのように守って行けば良いのか。それは、ズバリ、部品なのであれば、替えがきかないコアな部品になれば良い。原価が高く、作るのに時間がかかる部品になれば良い。それが自分を守ることにつながる。そしてコアになるための第一歩は、ついて行く先輩を見極めることだ。OJTトレーナーの先輩を見て、自分もああなりたいなぁ……とすぐに思ってしまっている人間がいたらこれから書くダメな先輩例を読んでほしい。さらに、周りを見よう。君たちの周りは先輩ばかりだ。その中からついて行くべき先輩を見つけるにはどうすれば良いのか自ら考えてほしい。

 


ダメな先輩はどこにでもいる

本当であれば、良い先輩を見つける方法をここでは書きたいのだが、残念ながらどの世界でも、そんなに良い先輩というのは会社にあまり存在しない(笑)。特に広告業界はそれが顕著だ(笑)。なぜなら、広告業界はインターネット広告の大変革の真っ最中にもかかわらず、そのノウハウやテクノロジーを持っている人が極端に少ないからである。もっと言うと、今後の広告の未来について適切なスキルやテクノロジーを持った人はほとんどいないのだ。恐ろしいことだが、大手総合広告代理店でも、インターネット広告について逃げ腰なのが実情だ。そんな中で良い先輩が多い訳がないだろう(笑)。なので、ここでは、こんな先輩はヤバいというのを紹介していく。新人広告マンの君たちは“いるいる!”と思う人ばかりではないかと思う。そう、広告業界はダメな先輩が多いのだ(笑)。



発表!こんな先輩はヤバい!

1.数字ではなく、感情/感性の話しかしない先輩

これは広告代理店の営業だけに限った話ではないのだが、広告の世界はとにかく数字の話から逃げる傾向が強い。「消費者の心を揺さぶる」「感動させる」と言ったような、感情や感性の話しかしない先輩には注意した方が良い。なぜなら、広告代理店はカッチョいい広告を作るのが仕事ではない。クライアントの売上を伸ばすのが仕事であるからだ。君たちが会いたい芸能人と面白そうな企画をテレビで大々的に流すことが仕事ではないのだ(笑)。売上を伸ばすことが仕事であれば、数字(企業の売上、広告の費用対効果)について気にして考えなければならない。しかし、そういうことに対して全く興味を持っていない先輩は絶対にいる。そういう先輩には要注意。数字に興味がないだけでなく、数字がわからない可能性もあるからだ。そんな先輩についても絶対に無駄である。また、そういう先輩に限ってやけに大きい話をしがちで、それはそのようなぼんやりとしたイメージの話しかできないからだ。


 

2.かわいい先輩、かっこいい先輩

このタイプはどちらかといえば、彼ら自身が問題なのではなく、その周りの人たちがそういう風に扱ってしまっていることが問題なのだが……。とにかくキレイな女性・男性は、ある程度いろいろなことが許されてしまうのが日本の社会である。なので、君たちがそんなマネをすれば、許されないかもしれない(笑)。これは冗談みたいに聞こえるかもしれないが、特に広告業界はこの傾向が強いというのが、個人的な感想だ。人は結局見た目が100%!なのだ(笑)。余談だが、私が昔やり取りをしていたネット系広告会社で、非常に美しく、マリリン・モンローのような体つきをした女性の部長がいた。その女性部長曰く、部下が失敗をした時には胸元のボタンを2つ外して、取引先に謝罪に行くと、それで丸く収まるのだという。私も体に自信はあるが、さすがに胸元のボタンを2つあけただけで、丸く収める自信はない(笑)。つまり、そういうことなのだ。ただ、君たちの中で自分の外見に自信がある人がいるのであれば、そういうかわいい先輩、かっこいい先輩はとても参考になるので、ついて行っていいだろう。


 

3.ブランドの話とメディアの話には乗り気になる先輩

新人の君たちは、華々しいTVCMを撮影して世の中に自分が関わった広告が溢れかえり、広告賞を受賞する……なんてことを目標としているのかもしれない。ただ、それは間違いだ。ブランド論は確かに広告をしていく中では重要なのだが、それがどこまで商品の売上を伸ばしてくれるのか?という問いに対して、明確に答えることができないのである。どんな商品であっても、ブランドは信頼であるが、それよりも価格面でのメリットや、特徴的な部分が武器となり商品が売れるということは結構あることだ。にも関わらず、ブランドの話しかしない先輩。さらに◯◯さんと仲が良いから……なんて理由で発注する先輩は要注意だ。また、そういう先輩に限ってネットを通常の4マス(TV、ラジオ、新聞、雑誌)と同じだと思って語りだす場合が多い。ネットは他の4マスと違って特徴があることを認識していない先輩に限って無理難題を部下に投げることがある。そういう先輩について行くと、痛い目にあうので注意した方が良いぞ。


 

4.会社で爪を切る先輩

これはいったいどんな先輩だ?と思うかもしれないが、本当にいるのだ。こういう先輩が(笑)。
仕事をしていると、「パチ パチ」と爪切りの音が聞こえてくるのだ。なにかと思って、音のする方向を見ると、爪を切っている先輩の姿が……。もうちょっとすると君たちも目にする風景だ。私も最初は驚いたものだが、結構これはあるあるだったりする(笑)。基本的にこういう先輩はデリカシーがない。爪が長いことは恥ずかしいというエチケットはあるのだが、人前で爪を切るという行動になるのはちょっと詰めが甘い(笑)。おまけにゴミ箱も何もなく爪を切っていたりするので、一応爪は気にするのだが、結構不潔な先輩だったりすることが多いので、ちょっと疑った方が良い。ちなみに昼に爪を切っている先輩は恐らく、クライアントのところに行く前に爪が長いことに気づいたので、切っている可能性が高い。一方、夜に爪を切っている先輩は今から、イヤラシイお店に行く可能性が高いので、そういうのが好きな人はついて行くべき先輩といえる(笑)。


 

5.広告の話に全く興味を持っていない先輩

広告に関わっているからといって、プライベートでも広告に積極的に関わることまではしないが、ある程度トレンドを知っておく必要性はあるだろう。それは例えば、バーグハンバーグバーグの面白いコンテンツでも良いがそういうものについて興味がないというのは好奇心の欠如でしかない。広告業界は好奇心がない人はその時点で死んだと言ってもいい。そういう先輩について行ってもろくな話を聞くことはできないし、仕事に役立つノウハウなんて得られることはないだろう。


 

6.野球、ゴルフ、サーフィンの話がやたら多い先輩

これは私のこれまでの経験上極めてダメな先輩の可能性が高いので、伝えておきたい(笑)。その昔、広告代理店の営業は天気・野球・ゴルフの話ができれば良かった時代があった。もうそんな時代は30年ぐらい前になくなったが、とはいえスポーツ好きが広告代理店には多い。やはり、趣味として野球やゴルフ、そしてサーフィンの話しかしない人は要注意だ。この3つの趣味を持っている人の共通点は朝が早いということ。そして、なぜかこの3つの趣味については人生を賭けている人が多いということ(笑)。趣味に人生を賭けることは悪いことではないが、誰もが趣味に命を賭けているという訳ではないことがわからずに、必死に誘ってきたり、良さを訴えてくるのが非常にウザかった(笑)。こんな先輩についても正直仕事で見習うところはないと思う。あるとすれば、どれだけ仕事を他人に任せて自分は早く帰るか程度でしかない。ただ、それを覚えたとしても君たちの将来にどれだけ良い効果があるのかはわからない。まぁ、野球やゴルフ、サーフィンを生涯の趣味にするのであれば別だが(笑)。


 

7.ビジョンが好きな先輩

広告業界は5年後10年後の将来を見るのが仕事だ。だから長期的なビジョンばかりを語りたがる先輩が多いのだが、企業はその前に1ヶ月後の売上をなんとか増やさないと5年後、10年後があるわけではない。そんな中で長期的な成功ばかり語る広告マンにクライアントは仕事を任せるだろうか?「今は実を結びませんが、将来的には……」というのはビジネスの成功によくある話ではあるが、クライアントは、その失敗例が世の中には何千倍も存在しているというのを当たり前に知っているのだ。だから長期的なビジョンばかりを語る先輩は売れない広告マンに違いない。よって、ついて行くべきではないのだ。


 

8.昔の話しかしない先輩

年上の人の言葉はためになる金言であることが多い。仕事をしていて悩んだ時の道標になるような話があったりするが……「俺たちの時代は……」と盛んに言う人は気をつけたほうが良い。◯◯がなかったから大変、昔は入稿も大変だったなんてことを言う先輩は無視していい。メールや携帯が仕事のツールとして活用されていなかった時代の愚痴を聞いたところで何も得られるものはない。そして、そういう先輩に限って今のツールを使いこなせていなかったり、なんでも若手に丸投げの傾向が強いので、距離をとった方が得策だ。


 

9.仕事について最後の最後にしかでてこない先輩

これから先、クライアントへ提案をする場合、何度も打ち合わせをして大詰めというところで突然、「そういえば……」や「もうちょっと……」という言葉で喋りだす先輩には気をつけたほうが良い。疑問点や見直すべき点というのはもっと早い段階で分かるのだが、最後にならないとそれをイメージできない先輩はあまり頭の良い先輩ではないだろう。最後の最後まで気を抜かない。どんな小さな点についても見落とさないという点ではこういう先輩は褒められるかもしれないが、そんなに気になるのであれば、自分が手を動かせば良いだけの話だ。それを若手に任せて指摘しかしないというのは、高みの見物をしているだけ。つまり、ついて行く価値がない先輩だ。そういうヤツに限って仕事ができる風に振る舞っていたりするので、気をつけてほしい。



 

10.広告はとても大切な仕事だと思っている先輩

広告という仕事は世の中に対して常に仕掛けをしていると自負している広告マンが多い。ただ、君たちも学生時代どれだけ真剣に広告を見ていただろうか?広告は常に無視されるものであり、気にする人なんてほとんどいない。その状況から少しでも気にしてもらい、興味を持ってもらうことが大切だという意識が大切。広告なんて、なければないで世の中に全く変化がないものなのだ。自分の仕事に誇りを持つことはとても重要であるが、持ちすぎてしまってはいけない。その結果、大きな勘違いをしたままでいると、いつかクライアントに大変な迷惑をかけてしまうので、本当に気にした方が良いぞ。


 

 

ダメな先輩を覗いてみたら……

ここまで見て、「いや、自分の周りにはそんな先輩ばかりです……」という君たち。会社なんてそんなもんだと思っていたほうが良い。尊敬できる先輩というのは、新人の君たちにかまうほど暇ではないのだ。そんな暇があればもっと仕事をしている。君たちが学生時代の友人と愚痴を言い、傷を舐め合っている時間も仕事をしている。そしてさらにそんな先輩は新しいステージで仕事をしているのだ。君たちがそんな先輩について行くのであれば、とにかく一心不乱に仕事をするしか方法はない。先輩と一緒に合コンに行ったり、馬鹿騒ぎしたり、一緒に昼飯を食べるのも楽しいだろう。しかしそんなことにうつつを抜かしていたら、今度は君たちがダメな先輩になってしまうことだろう。そうならないためには、良い先輩に巡り会えるよう仕事に真摯に打ち込もう。そしてその時に出会う人たちをよく見よう。真摯に仕事に取り組む人の周りには同じように仕事に取り組む人が集まってくる。その時、初めて君たちがついて行くべき先輩と出会うことができるはずだ。ダメな先輩について行くくらいなら仕事にもっと身を投じて得るものを感じ取ってもらいたい。


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