“加藤公一レオ”の「広告業界的ぶっちゃけ話」

通販王国と言われる九州で、一貫してダイレクトマーケティング型ネット広告に従事し、ネット広告の第一人者と言われる株式会社売れるネット広告社の加藤公一レオ氏の広告業界的“辛口コラム”

加藤公一レオ

第10回:【特別インタビュー企画】連日リピーターで大混雑!“超美人”店主が語る“店舗の売上拡大の秘密”

躍進し続ける『ネット通販業界』と相反して、10年以内に90%の確率で閉店(倒産)、10年連続で売上減少の一途を辿る『店舗業界』。同じ「販売」をする業界なのに一体なぜここまで違いが出るのか?

今回は、軒並み店舗が潰れてしまう時代に、開店から右肩上がりに売上を伸ばし続ける“とあるお店”へ“店舗の売上拡大の秘密”を探るべく、私・加藤公一レオ自ら取材に行ってきた !
何を隠そう、“とあるお店”は我らが売れるガールの『リサちゃん』が自ら経営・運営するBar Sumica(福岡市今泉)。 ・・・ちなみにご存知かもしれないが、店主リサちゃんは “超美人”!
※あくまで世の店舗の売上向上の為の取材で、公私混同ではないヨ〜w

売上の半数が〇〇客?!超美人な店主から超素敵な〇〇が届く?!

飲食店激戦区と言われる福岡・天神のど真ん中で、繁盛し続ける秘訣は一体何なのだろうか?

 

 

カランカラーン(ドアの開く音)

リサ:「いらっしゃいませ〜♡」

レオ:「リサちゃ〜ん♪久しぶり〜!そして相変わらず“超”可愛いね!」

 

レオ:「最近儲かってるらしいじゃん!今日はその秘密を探りにきたよ!」

リサ:「とんでもないです♡“儲かってる”だなんてそんなそんな・・・全てお客様のおかげですよ♡」

レオ:「またまた〜。僕らの仲じゃないかw“店舗の売上拡大の秘密”教えてよ!」

リサ:「うふふ♡正直に言うと約3年前にオープンし、おかげ様で売上はうなぎ登りの絶好調です・・・♡今回はレオさんにだけ“特別に”“成功の秘密”教えちゃいますね!」

 

 

レオ:「さっそくだけど飲食業界がどこも下火の中、どうしてそんなに人気なの?何か特別なことをやっているの?」

リサ:「特別なことは何もやっていません。強いていうなら、来ていただいたお客様に“とあるもの”をお送りしています。それを始めてから来店してくれるお客様の半数がリピーターになり、なんと売上が約1.5倍にもアップしたんです!」

レオ:「え!売上が1.5倍?!お客様の半数がリピーター?!一体“とあるもの”って何なの?」

リサ:「落ち着いてください(笑)初来店から一連の流れを回想シーンと共にご説明しますね♡」

 

回想スタート———————————————————————————————————————————

福本:「(おっここか。最近評判が高いと噂のBar Sumicaは…でも僕一人だし、初めて行くお店だし、場違いじゃないかなあ。常連さんばかりでアウェイだったらどうしよう・・・まぁ微妙だったら一杯飲んで帰ればいいか!)」

リサ:「いらっしゃいませ〜♡お一人様ですか?こちらへどうぞ。」

福本「は、はい・・・(なんだかオシャレなお店だなあ。何よりこの店員さん!可愛すぎるじゃないか!どうしよう緊張してきちゃったよ・・・)」

 

リサ:「お飲物はいかがなさいますか?ちなみにこちらが今日のオススメです♡」

福本:「じゃ、このオススメで!」

リサ:「初めまして、ですよね?ご挨拶させていただいてもよろしいですか?私、ここの店主のリサと申します♡」

客:「初めまして、私は“電博堂”の福本と言います。今日は知り合いに紹介してもらって来ました。」

リサ:「福本さんお会いできて光栄です!こちらが本日のオススメのウィスキーで作ったハイボールです♡いかがですか?」

福本:「いやぁ〜とってもGOODだよ!こんな超美人が作ってくれたらGOODどころかGREATだね!」

リサ:「ありがとうございます~♡どうぞゆっくりされてくださいね。」

福本:「(最初は緊張してたけどリサちゃんはとっても話しやすいし、お店の雰囲気も良いし、お酒も美味しいし、初めて来た気がしないな・・・。おっと!もうこんな時間!)」

福本:「リサちゃんありがとう!リラックスしてつい飲みすぎちゃったよ!また来るね!」

リサ:「こちらこそありがとうございました。気に入っていただけてとても嬉しいです。またいつでもお待ちしております!気をつけてお帰りくださいね♡」

————翌日

福本:「ん?メール。誰からだろう・・・」

件名:福本さまへ、『Bar Sumica』来店のお礼
福本さま、こんにちは。「Bar Sumica」店主のリサです。

先日はご来店頂きありがとうございます。お会いできてとても嬉しかったです。お飲物はお気に召していただけたでしょうか?
福本さまに気に入っていただけそうなラインナップを揃え、またのご来店お待ちしておりますね。
これから寒くなりますので、お身体ご自愛くださいませ♡

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Bar Sumica(member’s only)
小松 里紗 / RISA KOMATSU
福岡県福岡市中央区今泉1-10-15 福岡アーバンタワー4F
tel :092-738-4005

mail :○○@○○.co.jp
mobile:080-○○○○-○○○○
日曜定休・祝日不定休
OPEN-CLOSE:21:00-翌1:30

 

 

福本:「昨夜のリサちゃんからだ!初めて行ったお店から直接メールが来るなんて初めてだ。名刺に書いていたメールアドレスを見てわざわざお礼のメールをくれたんだ、感激!よ〜し今日も仕事頑張るぞ!」

————時は流れ初来店から10日後
福本:「はぁ~。今日もクライアントとの打ち合わせ疲れたな、本当あそこの社長、無茶振りばかりで困っちゃうぜ。ラーメンでも食べて帰ろうかな。
ん?・・・こんな時間まで仕事のメールかよ、タイトル【重要】?
ってリ、リサちゃんからだああああああああ!!」

 

件名:【重要】福本さまへ、『Bar Sumica』自家製グリーンカレーのご案内
福本さま、こんばんは。「Bar Sumica」店主のリサです。

今週は今泉周辺で飲む予定はありますでしょうか?
本日は“会員”の福本さまを『Bar Sumica』に
“特別にご招待”したいと思います。

実は本日から、自家製グリーンカレーを新メニューとしてお出しします!

鶏肉・筍・パプリカ・ナスが入ったスパイシーなタイカレーですが、
ココナッツミルクたっぷりなので程よくマイルドなお味です。
ビールとの相性抜群ですので、お仕事帰りにいかがですか?

福本さまにも気に入っていただければ嬉しいです!
ご来店、お待ちしております。

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Bar Sumica(member’s only)
小松 里紗 / RISA KOMATSU
福岡県福岡市中央区今泉1-10-15 福岡アーバンタワー4F
tel :092-738-4005
mail :○○@○○.co.jp
mobile:080-○○○○-○○○○
日曜定休・祝日不定休
OPEN-CLOSE:21:00-翌1:30

 

 

福本:「ウッヒョ~~!新メニューのお知らせをこんな“丁寧に”メールくれるなんて本当にリサちゃんは良い子だな~。ま、まさか僕に気があったりして?!ぐへへ。よし、今ちょうど今泉にいるし!ラーメンはやめて仕事の疲れを癒しにSumicaへ行こう!」

福本:「リサちゃ~ん!メールありがとう~!限定メニューを食べに(※口実)今日も来ちゃった~!」

リサ:「福本さん!また来てくださったんですね。ありがとうございます。なんだか今日はお疲れですか?」

 

福本:「そうなんだよ。今日は僕が手がけているプロジェクトの食事会でさ~。そのプロジェクトで来週からロスに行くんだ(自慢気)、これから忙しくなりそうだよ。」

リサ:「え!福本さん海外のプロジェクトまで手がけていらっしゃるんですね!すご~い♡ロスだなんてかっこいい~♡」

福本:「ぐへへ。」

リサ:「それでは来週の海外出張頑張ってください、ご無理なさらずに。今日もありがとうございました。また帰国されたら顔を見せてくださいね♡」

福本:「リサちゃんのおかげで疲れが吹っ飛んじゃったよ!今日もありがとう!」

————初来店から20日後

 

女:「ね~ね~。ちょっと!久しぶりのデートなのにポ○モンGOばかりしないで、私のことも捕まえてよ~。
ねぇこの後どこ行く~?私イチゴと生クリームたっぷりのケーキが食べた~い!」

福本:「うーん、いやまだピ○チュウが・・・
(この子可愛いんだけど、ワガママだし、すぐ怒るし疲れちゃうな。それに僕甘いものは嫌いだっていつも言ってるのに。せっかくの休みくらい癒してほしいよ。
あれ?またリサちゃんから【重要】メール?)」

 

件名:【重要】福本さまへ、『Bar Sumica』割引クーポンのご案内
福本さま、いつもご来店ありがとうございます。「Bar Sumica」店主のリサです。
いつもお世話になっている福本さまへ、ささやかではございますがお礼のしるしに割引クーポンをお送りさせて頂きます。
期間限定でグリーンティーカクテルもご用意しております。

なお、◯/◯(日)、△/△(月)は店休日とさせていただききます。ご了承いただきますよう何卒宜しくお願いいたします。
福本さまのご来店を心よりお待ちしております。

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Bar Sumica(member’s only)
小松 里紗 / RISA KOMATSU
福岡県福岡市中央区今泉1-10-15 福岡アーバンタワー4F
tel :092-738-4005
mail :○○@○○.co.jp
mobile:080-○○○○-○○○○
日曜定休・祝日不定休
OPEN-CLOSE:21:00-翌1:30

 


 

福本:「(あっ♪ぐへへ♪)」

 

女:「え?!ちょっと~どこ行くのよ~!イチゴのケーキは~?!モ○スターボールで捕まえちゃうぞ~!」

福本:「ジャ~ン!リ~サ~ちゃ~~ん!割引クーポンありがとう!」

リサ:「いらっしゃいませ。メール見てくださったんですね。お得に楽しんでいってください。今日はお休みですか?私服もとっても素敵ですね♡」

 

福本:「ぐへへ♪そんなこと言ってくれるのはリサちゃんだけだよ。今日はお仕事お休みだけど、割引クーポンを送ってくれたから(※口実)来ちゃったよ~。ここは本当いつ来てもホッとするし、癒されるな~。」

回想終了—————————————————————————————————————————————

リサ:「っという感じです♡」

レオ:「“とあるもの”というのは、超美人な店主からこんな“超素敵なメール”が“定期的”かつ“個別に”届くというということだったんだね。
よくある飲食店からのメールマガジンや一方的なお知らせが書いてある一斉送信メールは開ける気にもならないけど、これなら誰でもまた行きたくなるよ!リサちゃんは悪い女だな〜。俺だったら勘違いしちゃうかもw」

リサ:「いえいえ、勘違いさせるだなんてそんなつもりはないですよ。ただ数多くの中から私のお店にせっかく来店してくださったお客様に対し、何もしないのは失礼だと思いますし、また再び来店してほしいと思ってもこちらから何のコミュニケーションも取らずに再来店を“ただただ祈る”のは嫌なんです!」

レオ:「確かに。飲食店をはじめとする店舗業界のほとんどは主導権はお客様が握っていて、再来店はお客様の“気分次第”だよね。二度と思い出されないなんてこともしばしば・・・つまり再来店は“運”だよねw」

リサ:「はい。そうなんです!統計的に店舗業界ではお客様の“約7割”が一見客(=新規客)です。ということは初めて来ていただいたお客様が再来店すること(リピート客への昇格)が売上にとってどれだけ重要か気付いたんです。それからというもの、仲の良いお客様に限らず徹底して“フォローメール”をお送りしてるんです。」

 

100年前と同じ営業方法で客を待っても、一生客は来ないぞ!

レオ:「ほとんどのお店が初来店以降、お客さんを完全放置してるって勿体無いよね〜。時代はこんなに変わっているのに、店舗業界だけが約100年以上も前から『ただ祈るだけ』営業を今だに続けているってわけだ。」

リサ:「そうなんです。お客様がお店を出てコミュニケーションが取れなくなってから『あの人、また来てくれないかな〜♪』と“会いたくて会いたくて震えながら待つ”なんて、私にはできません!」

レオ:「まるで何かの歌詞みたいだね!店舗業界が開店から2年以内に50%の確率で、5年以内に70%の確率で、10年以内に90%の確率で閉店(倒産)してしまうらしいんだけど、その理由はズバリ、顧客管理&アフターケアを“サボって”いたからなんだね。」

リサ:「はい、とてもシンプルなことなんですよね。飲食店メディアで“破格の割引クーポン”を出したり、高額な広告を出したり、内装やメニューを変える前に、一度来店してくれたお客様を大事にしなければいけないと思います。」

レオ:「そうそう、新しいお客さんを呼び込むのはもちろん大切だけど、“新規のお客様だけを集め続ける”というのは、通販業界では“御法度”。店舗業界でも通販業界でも、まずはリピーターとのリレーションシップを形成すべきなんだよな〜。」

リサ:「はい。実際、一度来店してくれた大事なお客様にお得な情報や、ご案内をお送りして再来店してもらう方が口コミ評価も、満足度も、売上も確実に上がるということに気が付きました。そうすると自然に口コミやご紹介で新規客も増えるという好循環が生まれました。」

レオ:「オイラもキャバ嬢のA子ちゃんから連絡が来ると、つい行ってしまうんだよ〜w彼女、来店のお礼はもちろんイベントや割引の連絡を必ずくれるんだ。なんだか特別感のある文章で・・・だからつい色々な人を連れてお店に通ってしまうんだよ。きっと身を以て知っているんだろうな。一度来てくれた人がいかに重要かを。そして、一度再来店をしてくれたら後はこっちのもの、その後高い確率でずっと通ってくれることを・・・。
よし“ズバリ宣言しよう!キャバ嬢やホステスの彼女らを見習えば店舗業界が、『再来店率』と『売上』を100%確実に最大化する事ができる!”
って、オイラ何言っちゃってんだ〜w」

リサ:「あはは♡確かに顔のみえない通販と違い、店舗を構えた飲食店は“人”が命ですので顧客管理やフォローメールは通販より大切だと言えるかもしれません。どんなに良いお店でも、顔も名前も覚えてくれなければ“また行きたい”とは思ってもらえないと思うんです。更にはそのフォローメールもお客様一人ひとり適切なものをお送りしないとフォローの意味がないんです。」

レオ:「そうだね。店舗業界も通販業界同様に、顧客管理と最適なフォローメールを徹底し【A/Bテスト】を繰り返しながらPDCAサイクルを回して初めて、店やお客様にとって最適なPRが打てるってことなんだね!」

 

さいごに

レオ:「ひとつ疑問なんだけど、リサちゃんってそんなにマメじゃなかったよね・・・(ゴニョゴニョ)?
こんなに毎日忙しい(しかもちょっとズボラ)にも関わらず、なぜ“膨大な量” のお客様に“丁寧”かつ“個別に”フォローメールを送る事ができるの?」

リサ:「うふふ♡実は、ある“超便利”なツールを使って“自動配信”しているんです♡」


 

 

リサ:「こんな風に名刺の情報を入力するだけの超簡単操作で、初期費用無料そしてブラウザがあればPCでもタブレットでもOKなんです♡」

レオ:「まさかそれって・・・『お客様情報を取得』し、その後最適化された『自動フォローメール配信』(=CRMの自動化)を徹底することで、“100%確実に”リピーターが増え、キャンペーンやクーポンの効果を最大化でき、売上が面白い程上がる、あの・・・」

リサ:「“売れる店舗CRMつくーる”っていうツールです♡」

レオ:「なんとオイラのサービスだった~~w♪なるほど、どおりでBar Sumicaの再来店率と売上が“100%確実に最大化”されたわけだ~!それでは、Bar Sumicaの益々の繁栄に・・・」

レオ・リサ「乾杯~~♪」

 

 

レオ:「リサちゃん、“店舗の売上拡大の秘密”を教えてくれて本当にありがとう~!」

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https://www.urerutenpo.jp/

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