大日本印刷、2017年2Q決算は減収減益 情報コミュニケーション部門の不振など

大日本印刷株式会社は、2017年3月期第2四半期(2016年4月1日~2016年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :6974億9200万円(前年同期比 3.5%減)
営業利益  :116億7100万円( 同 42.3%減)
経常利益  :143億9200万円( 同 42.4%減)
四半期純利益:151億4200万円( 同 18.3%減)

印刷(Printing)と情報(Information)を組み合わせた「P&Iイノベーション」に注力するとともに、新規事業の開発や拠点整備などの先行投資を実施し、事業の拡大に努めた。印刷事業では、情報コミュニケーション部門の売上高は3961億円(前年同期比1.1%減)、営業利益は80億円(前年同期比29.2%減)と減収減益。生活・産業部門の売上高は1932億円(前年同期比1.9%増)、営業利益は70億円(前年同期比39.0%増)と増収増益。エレクトロニクス部門の売上高は838億円(前年同期比22.2%減)、営業利益は59億円(前年同期比51.5%減)で減収減益となった。
清涼飲料事業の売上高は269億円(前年同期比2.8%減)、営業利益は8億円(前年同期比236.8%増)で減収増益だった。
これらの結果、全体の売上高は前年同期比3.5%減の6974億9200万円。営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益も大幅な減少となった。