GMOアド、メディア・アドテク事業が苦戦で売上減少 16年1Q決算

GMOアドパートナーズ株式会社は、2016年12月期第1四半期(2016年1月1日~2016年3月31日)の決算を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :78億6300万円(前年同期比 4.4%減)
営業利益  :1億6400万円( 同 17.5%減)
経常利益  :1億7800万円( 同 11.2%減)
四半期純利益:7600万円( 同 71.8%増)

総合インターネット広告代理業を展開するGMO NIKKO株式会社、ウェブソリューションを提供するGMOソリューションパートナー株式会社、アフィリエイトサービスを手掛けるGMOイノベーターズ株式会社による「エージェンシー事業」については、主力取引先からの大型受注、ソーシャル広告などが順調に推移。GMOプライベートDMPでの「Yahoo!DMP」とGoogle「DoubleClick Bid Manager」との連携などもあり、売上高は60億9900万円と前年同期比1.9%増となった。

一方、アドプラットフォームの開発・運営を行うGMOアドマーケティング株式会社、日本語キーワード事業「JWord」の運営などデータ・テクノロジー領域での事業を推進するJWord株式会社、在中邦人向けフリーマガジン事業を運営するGMO Concierge Co.Ltd.による「メディア・アドテク事業」は、新商材が順調に推移するも、既存商流であるメディアレップ等の売上高が減少。事業全体として減収となり、売上高24億100万円で前年同期比14.8%減に落ち込んだ。