新潟放送、売上の伸びは堅調ながらコスト管理の徹底で大きく増益に 2019年決算

株式会社新潟放送は、2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :208億7200万円(前年同期比 1.2%増)
営業利益  :10億1700万円( 同 27.1%増)
経常利益  :10億6900万円( 同 22.9%増)
当期純利益 :6億2800万円( 同 19.3%増)

主軸の情報処理サービス事業において、首都圏での大型開発案件、ならびに公共パッケージ分野が好調に推移。IoT、ビッグデータ、RPA等の新分野への取り組みも民間受注を引き上げ、事業売上高は133億8300万円(前期比2.4%増)、営業利益5億7000万円(前期比10.4%増)となった。
放送事業において、ラジオ部門はスポット、制作収入は前期を上回ったもののキー局の配分をはじめとしたタイム収入が大幅に落ち込み、前期比0.8%減の7億4800万円。テレビ部門は、テレビ放送60年を迎えた特別番組や長岡大花火などを編成したが、スポット広告市況の伸び悩みにより、前期比1.3%減の50億100万円となったが、経費削減を徹底的に図り、事業売上高67億900万円(前期比0.6%減)ながら、営業利益4億2500万円(前期比88.3%増)と、利益は増加させた。