フルスピード、ファンの定着に特化した Webコンサルティング 「スポーツエンゲージメントサービス」を開始
株式会社フルスピードは、スポーツチームのファン定着に特化したWebコンサルティングサービス「スポーツエンゲージメントサービス」の提供を開始した。またサービス提供と同時に、スポーツ業界に特化したサービスを取り扱う事業グループとして「スポーツマーケティンググループ」も設立した。
内閣府が国の新たな成長戦略方針をまとめた「日本再興戦略2016」において、2015年に市場規模5.5兆円だった日本のスポーツ産業を、2020年に10兆円、2025年には15兆円の成長産業にすべく、官民一体となったスポーツ産業への取り組みが活性化してきている。特に今年にはラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピックの開催が予定されている。
一方で、このようなスポーツに関するビッグイベントの後にファンの「定着」ができないことが大きな課題となっている。
このような背景を受け、同社は、今までのSNSマーケティングやWebマーケティングで培ったノウハウ・ソリューションを活かし、スポーツチームのファンの「定着」に特化した「スポーツエンゲージメントサービス」を開発・提供することとしたという。
現在はWeb/SNSに特化した「定着」のソリューションのみの提供となるが、今後はより初回集客を目的としたソリューションの提供や、「定着」を行うためのリアルイベントを絡めたソリューションに展開していく予定。
サービスの特徴は下記のとおり。
●提供の目的
①ファンの「定着」
②ファンの「体験向上」
③ファンの声の分析による「マーケティング戦略立案」
●提供内容
Facebook/Twitter/InstagramをはじめとしたSNSを使ったRPDCサイクルを回し、コンサルティング/ソリューションを提供。
既存の「PDCA」では伝わりづらかった事前の「Reserch」を徹底して行うことで、今まで調査が難しかった既存ファン/潜在ファンを可視化し、実際の施策に活用する。
①Reserch:「ソーシャルリスニング」 … ファンがSNSに実際に投稿している内容、アカウントへのコメントなどを可視化
②Plan:「ターゲット/施策選定」…Reserchをもとに戦略立案
(もっとも大事にすべきコアファン/新規ファンとなり得る潜在ファンの洗い出し、有効なSNSを中心としたエンゲージメント施策の選定)
③Do:「SNS運用支援」…プランニングを基に実際の運用支援/コンサルティング
④Check:「レポーティング」…月次のレポーティングと分析から、エンゲージメントの良いコンテンツ/悪いコンテンツを明確化