東北新社、コンテンツプロダクション部門の売上が大幅減少で減収減益 2019年2Q決算
株式会社東北新社は、2019年3月期第2四半期(2018年4月1日~2018年9月30日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :291億1700万円(前年同期比 2.5%減)
営業利益 :4億1000万円( 同 69.7%減)
経常利益 :5億2700万円( 同 67.9%減)
四半期純利益 :マイナス22億9400万円(前年 16億7300万円)
広告プロダクション部門の売上高は、前年同期に比べ1.2%増の124億5500万円、営業利益は前年同期に比べ25.2%減の8億6400万円だった。CM制作部門の受注増により増収となったが低利益案件も発生、プロモーション部門でのイベントの集客減もあり減益となった。
コンテンツプロダクション部門の売上高は、前年同期に比べ19.4%減の62億5900万円となり、営業利益は前年同期に比べ75.8%減の1億3700万円だった。映像制作部門で前年同期に計上された社内の大型案件が当第2四半期にはなかったこと、またデジタルプロダクション部門で大型のゲーム案件の納品が第3四半期以降にずれ込んだため、減収減益となった。
メディア部門の売上高は、前年同期に比べ1.9%減の80億4300万円、営業利益は94.1%減の2100万円だった。前年同期に計上された償却済大型作品の販売が当第2四半期にはなかったこと、OTTや海外事業等のサービス強化のための投資を強化したことにより、減収減益だった。そのほか、プロパティ部門、物販部門も減収減益だった。