フリークアウト、「JapanTaxi」アプリからのデータ取得を停止 過去データも全削除

株式会社フリークアウト・ホールディングスと株式会社フリークアウトは、協業先であるJapanTaxi株式会社の「JapanTaxi」アプリからのデータ取得を停止したことを発表した。過去にJapanTaxiアプリから取得された位置情報データもすべて削除した。
フリークアウトグループでは、広告利用を目的に、2016年1月よりJapanTaxiアプリからのデータ取得を開始。広告配信および広告効果測定に利用していた。関連法規、業界団体におけるガイドライン等に従い、厳格に管理するなど、適法の範囲内でいる認識だったという。
一方10月下旬ごろより、「JapanTaxi」アプリに対してネット等で、「データ取得について、ユーザーへの説明・事前同意取得を行っていない/適切でない」という指摘が相次ぎ、批判が発生していた。そうした状況を踏まえ、同社グループはJapanTaxiと協議。広告利用目的での位置情報データを含むデータの取得・利用を停止し、過去にJapanTaxiアプリから取得された位置情報データもすべて削除したという。