乃村工藝社、商業施設分野の売り上げが減少するも原価圧縮で利益増に 2019年2Q決算

株式会社乃村工藝社は、2019年2月期第2四半期(2018年3月1日~2018年8月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :522億4200万円(前年同期比 1.3%減)
営業利益  :34億7000万円( 同 2.0%増)
経常利益  :35億8700万円( 同 1.4%増)
四半期純利益:27億6700万円( 同 3.1%増)

企業収益の改善などを背景に、売り上げは堅調に推移。設備投資もゆるやかに増加した。ディスプレイ事業において、商業施設分野(専門店市場、複合商業施設市場)の売上が減少したことなどにより、売上高はやや減少したが、原価低減への取り組みにつとめたことなどにより、営業利益・経常利益は前年同期比より微増した。
さらに、特別利益として、所有する不動産の売却にともなう固定資産売却益を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比3.1%増となっている。