博報堂DYHD、2018年3月期決算は増収増益 テレビが好調に推移し4マスは前年同期を上回る

株式会社博報堂DYホールディングスは、2018年3月期(2017年4月1日~2018年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :1兆3350億3000万円(前年比 6.3%増)
営業利益  :521億8700万円( 同 10.4%増)
経常利益  :543億6400万円( 同 19.5%増)
当期純利益 :298億3400万円( 同 15.3%増)

2019年3月期を最終年度とする中期経営計画に則り、積極的な事業展開を継続し売上高は前年同期比6.3%の増収となった。種目別で見ると、4マスメディアでは、新聞、ラジオが前年同期を下回ったものの、テレビが好調に推移し、4マスメディア取引合計は前年同期を上回った。4マスメディア以外では、インターネットメディア、マーケティング/プロモーションを中心にすべての種目で好調に推移し、4マスメディア以外取引合計も前年同期を上回った。得意先業種別に見ると、「自動車・関連品」「交通・レジャー」「情報・通信」など、21業種中18業種で前年同期を上回った。
販売費および一般管理費は、M&Aによる体制強化および戦略的費用投下を行った結果、9.3%増加となり、営業利益・経常利益ともに、大幅な増益となった。