DAC、中国向け広告出稿支援でテンセントと戦略的パートナーシップ締結 日本企業として初

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)と中国テンセント(騰訊)のインターナショナル・ビジネス・グループである「テンセントIBG」は、戦略的パートナーシップの締結で合意した。日本企業としては初のパートナーシップ締結とのこと。両社はこれまでもさまざまな面で協力関係にあったが、それを強化するのが狙いだという。
テンセントIBGは、2016年より日本に専任チームを設置し、約10億の中華系ユーザーを有するモバイルコミュニケーションサービス「微信(WeChat)」を含めたテンセントプラットフォームへの広告出稿支援を行っている。一方、DACは2005年に北京DACを設立。2016年にはインバウンドマーケティング向けソリューション「いらっしゃいませJAPAN!の提供を開始している。
近年、中華系旅行者に向けた、訪日時の購買プロモーション・訪日前の情報提供・訪日後の購買促進プロモーションに対する要望が増加しており、さらに充実したサービスを提供するため、戦略的パートナーシップの締結に至ったとのこと。
今後は4月中に、日本におけるテンセントプラットフォームへの広告出稿支援を共同で開始する。DACは、北京DACを始めとした国内外のグループ企業と連携し、テンセントIBGと共同で、プランニングから運用に至るすべてのサービスを提供する。微信(WeChat)については、公式アカウントの開設や運用をサポートする。