電通、米国ヒスパニック市場に強みを持つエージェンシー「Media 8」を買収
株式会社電通は、米国のデジタルエージェンシー「Media 8」(M8)を買収することを発表した。海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて、株式100%を取得することで株主と合意した。
M8は2001年に設立。米国ヒスパニック市場およびラテンアメリカ市場において、クリエーティブ、アプリケーション開発、データ管理・分析など、デジタルマーケティング領域全般のサービスを提供している。従業員数は84名で、2017年12月期の収益(Revenue)は730万ドル(約7.8億円)。
米国におけるヒスパニック市場は年々拡大しており、ラテンアメリカに事業展開する企業の多くが、米国マイアミ市に地域統括拠点を構えているという。M8は、米国フロリダ州・マイアミ市に本社があるほか、アルゼンチン・コルドバ市に営業拠点を保持しており、米国企業・ラテンアメリカに本拠地を置く企業に対してサービスを提供している。
今後は、M8のブランド呼称を「M8, an iProspect Company」(M8・アン・アイプロスペクト・カンパニー)に改称する方針。