NISSHA、過去最高の売上高を記録 2017年12月期決算

NISSHA株式会社は、2017年12月期(2017年4月1日~2017年12月31日)の業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高  :1595億1800万円(2017年3月期 1158億0200万円)
営業利益 :62億7800万円( 同 マイナス39億0400万円)
経常利益 :75億7800万円( 同 マイナス49億1400万円)
当期純利益:67億3400万円( 同 マイナス74億0800万円)

主力のディバイス事業においては、製品需要が堅調に推移し、連結売上高は972億600万円(前年同期比186.3%増)となり、営業利益は70億1600万円(前年同期比1,011.4%増)となった。産業資材事業では、収益の改善が見られ、連結売上高は372億8300万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は12億8100万円(前年同期比124.3%増)と好調だった。ライフイノベーション事業(メディカルテクノロジー)、情報コミュニケーションも上昇を見せた。
今回は変則的な9か月決算だったが、売上高は過去最高の1595億1800万円を記録。前年同期のマイナス益から大きく回復し利益を確保した。
なお同社は2017年10月6日に社名をNISSHA株式会社に変更している、また同社では、2017年度より決算を3月31日から12月31日に変更しており、今期は2017年4月1日~2017年12月31日の変則的な計算になる。そのため業績に関しては、20173月期を2016年4月1日~2016年12月31日として比較している。