TBS、デジタル知育事業を手掛ける株式会社プレースホルダに出資

株式会社東京放送ホールディングス(以下、TBS)は、VRやAR等の最先端のデジタル技術を使った体験型デジタルテーマパークの企画・運営に取り組む株式会社プレースホルダへ出資を行ったと発表した。これは、プレースホルダ社の実施した第三者割当増資の引受先のひとつとして応じたもの。
同株式取得を実施した結果、TBSは創業者の後藤氏に次ぐ持分を保有し、プレースホルダ社はTBSの関連会社となる。
プレースホルダ社は次世代型エンターテインメントを企画・開発するスタートアップ企業で、開発チーム・アドバイザーに、IT、ゲーム、教育に強い関わりを持った企業の出身メンバーを迎え、これからの時代を担う子どもたちから、大人まで楽しめる製品・サービスを開発している。
今回の資金調達により、プレースホルダ社は自社で運営する「アソビがマナビに変わる」をテーマにした体験型デジタルテーマパーク「リトルプラネット」の店舗展開を拡大する予定。同テーマパークは、これまで慣れ親しんでいた“アソビ”で得られていた体験に、デジタルテクノロジーを融合することでその体験が拡張された結果、新たな“マナビ”が得られることを目指しており、ファミリー向けのアトラクションが多数設置されている。
両社は今後、プレースホルダ社が持つ体験型デジタルエンターテインメントの企画・開発力と、TBSの持つノウハウを掛け合わせ、子どものいる家庭に向けたデジタル知育事業を共に推進していく。特に、TBSの持つ各種エンターテインメントとの関係性を活用して「リトルプラネット」の国内外への事業展開をサポートし、共同での知育ビジネス開発に取り組んでいきたい、としている。