TBS HD、売上横ばいながら利益増に 16年3月期決算
株式会社東京放送ホールディングス(TBSHD)は、2016年3月期(2015年4月1日~2016年3月31日)の決算を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :3485億3900万円(前年比 0.2%増)
営業利益 :171億7900万円( 同 9.2%増)
経常利益 :226億7800万円( 同 19.9%増)
当期純利益 :144億9700万円( 同 13.2%増)
主力の放送事業セグメントの当連結会計年度の売上高は2138億7800万円。株式会社TBSテレビは、タイム収入において前年比0.3%減、スポット収入は前年比0.4%減だった。8月の「世界陸上2015北京」、11月の「世界野球プレミア12」などの単発番組がタイムセールスに貢献した。株式会社BS-TBSは、BSデジタル放送市場が引き続き堅調に推移し、売上高は前年比で3.2%増と好調を維持した。株式会社TBSラジオ(旧TBSラジオ&コミュニケーションズ)は、14年8ヶ月・88期連続首位の座を堅守。売上高は前年比0.2%増だったが、営業利益は28.7%減となった。
映像・文化事業セグメントの売上高は1191億8100万円で前年比0.3%減、不動産事業セグメントの売上高は154億7900万円で前年比1.3%増だった。