竹田印刷、18年1Q決算は売上・利益ともに増加 Webや動画組み合わせたソリューション提案に注力
竹田印刷株式会社は、2018年3月期第1四半期(2017年4月1日~2017年6月30日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :81億8600万円(前年同期比 6.6%増)
営業利益 :1億1300万円( 同 264.8%増)
経常利益 :1億5600万円( 同 198.9%増)
四半期純利益:1億3500万円( 同 706.5%増)
印刷事業では、紙媒体が縮小し価格の低下が続く状況の下、Webや動画、システム、ロジスティクスなどを組み合わせたソリューション提案に注力。イベントの企画・運営など各種販売促進支援サービスも推進した。
半導体関連マスク事業では、昨年11月に子会社化した東京プロセスサービス株式会社を含め、自動車・FA機器・太陽電池・スマートフォン向け等の電子部品が好調だった。これらによりセグメント売上高は55億3500万円で前年同期比10.2%増、営業利益は前年の損失1900万円から利益3900万円に回復した。
物販事業では、前年は、印刷機械の更新需要の反動に見舞われたが、今期は商品の提案、自社ブランド機械の販売強化、新規顧客獲得活動などを実施。セグメント売上高は28億1100万円の前年同期比0.9%減と振るわなかったが、自社ブランド機械の販売増および一般機械における粗利率の向上等により、営業利益は6900万円と、前年同期比54.5%増と改善した。