アニメ制作のファンワークス、地方観光をアニメでPR。経産省プロジェクトで。
アニメーションの制作などを手がける株式会社ファンワークスは、経済産業省の平成20年度地域資源活用型新規産業創造事業の一環として、富山県在住のクリエイターや放送局と連携し、地域の観光資源を映像コンテンツにして世界に発信する「富山観光アニメプロジェクト」を発表した。
この事業は、経済産業省の「平成20年度地域資源活用型新規産業創造事業」のプロジェクト。
地域資源活用型新規産業創造事業は、地域に存在する豊かな自然、伝産品等の地域資源を映像コンテンツ化し、海外に向けて発信、観光客の呼び込み等、地方の活性化を促すプロジェクト。
全国で21案件採択され、ファンワークスは富山テレビ放送株式会社と共同で富山県の観光プロモーション番組をプロデュースした。
近年、地方では『らき☆すた』(埼玉県鷲宮町)、『true tears』(富山県南砺(なんと)市)などアニメによる町おこしの事例や、『せんとくん』(奈良県)、『ひこにゃん』(滋賀県彦根市)など所謂「ゆるキャラ」によるムーブメントなど、アニメやコンテンツが地方を活性化する事例が増加している。