電通イージス・ネットワーク、スリランカの有力広告グループの株式過半数を取得

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、スリランカの有力老舗広告グループ「Grant Group」(グラント・グループ)のマジョリティ株式(過半数)を取得することで、同グループ株主と合意した。
今回の合意により、同グループを構成する主要2グループである、「Grant Advertising Group」(グラント・アドバタイジング・グループ)の株式85%、「Grant Agencies」(グラント・エージェンシーズ)の株式70%を取得する。今後完全子会社化するオプションも保有する。
グラント・グループは、1958年に創立されたスリランカでもっとも古い広告グループ。独立系では最大規模となっています。総勢150名の従業員が所属。国内外企業60社以上にサービスを提供している。傘下には広告・クリエーティブ・PR・コンテンツ・デジタルなどのサービスを提供する、計7つのブランドを保有している。2015年12月期の収益(Revenue)は2億8,432万スリランカルピー(約2.1億円)。
買収後は「Grant Advertising」を「電通Grant」(電通グラント)に改称するとともに、「Grant Media」を「Carat」(カラ)のネットワークに組み込む。