トライステージ、ダイレクトマーケティング市場拡大で大幅な増収増益 17年3Q決算

株式会社トライステージは、2017年2月期第3四半期(2016年3月1日~2016年11月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :351億9800万円(前年同期比 26.6%増)
営業利益  :12億7100万円( 同 64.7%増)
経常利益  :12億5100万円( 同 63.0%増)
四半期純利益:7億4600万円( 同 75.8%増)

ダイレクトマーケティング支援事業のうち、テレビ事業については顧客企業の効果向上を目指し、売上高増加および利益改善に注力。特に、メディア枠の提供において、データ集約管理システムを構築するとともに独自の効果指標を導入したことで、販売価格が安定して推移した。Web事業については、分析ツール「TVエビス」を株式会社ロックオンと共同開発し、9月から販売開始。この結果、売上高は254億2761万円(前年同期比19.2%増)、営業利益は14億0649万円(前年同期比55.8%増)と好調だった。
ダイレクトメール発送代行事業についても、積極的な営業活動が奏功し売上高は86億5898万円(前年同期比34.1%増)、営業利益6786万円(前年同期は1477万円の損失)と前年から回復した。
一方、海外事業については、売上高2億6713万円(前年同期比1036.7%増)と大きく伸ばしたが、営業損失も1億9829万円(前年同期は1億1597万円の損失)と拡大した。