アライドアーキテクツ、越境ECを支援するアイディールと資本・業務提携
アライドアーキテクツ株式会社は、メーカー企業の越境ECを支援する「CoolChangeプラットフォーム」を運営する株式会社アイディールと資本・業務提携を行ったことを発表した。
アイディールが運営する「CoolChangeプラットフォーム」は、中国への販路を持たないメーカー企業でも、短期間で越境ECサイトを構築・展開できるプラットフォームサービス。商品の購入者に対し、購入数に応じて日本国内で使えるポイントを付与する独自の”インバウンド促進型”ビジネスモデルを展開しており、今年10月には東京都などが主催した「2016年世界発信コンペティション」のサービス部門で特別賞に選出されるなど、高い評価を獲得している。
アライドアーキテクツは、2016年より中国最大のSNS「微博(Weibo)」の公式マーケティング会社であるIMS新媒体商業集団と独占契約を結び、微博上のインフルエンサーを活用したプロモーション支援サービスを提供している。また今年10月には、ライブ動画配信などで多くのフォロワーを集める中国のインフルエンサー、通称「網紅(ワンホン)」のマーケティング活用を支援するため、新会社「Vstar Japan」を設立している。
中国EC市場規模は2013年に米国を抜き世界最大のEC市場となっており、今後も品質の良い日本製品については中国市場での需要が増し、日本からの越境EC分野が拡大していくことが予測されている。
こういった市場環境の中、アライドアーキテクツでは、越境ECサイトの構築支援において高い機能性・発展性を持つアイディールと資本・業務提携を行うことにより、両社の技術やノウハウを相互活用し、サービスの付加価値をさらに高めていきたい考え。
具体的には、現地におけるテストマーケティングや販売チャネルの確立、販売ストーリーの企画・立案、商品仕入れ、翻訳、詳細資料/ウェブサイト作成、カスタマーサポート、輸出手続き・物流といった越境ECの総合的な業務支援と、「網紅」を活用したマーケティング支援を掛け合わせ、「効果測定」「企画・戦略立案」「販売促進」をワンストップで支援する効果的かつ効率的なソリューションを共同で展開していく予定。