トランスコスモス、心理学を応用するクリエイティブ制作「ゴリラ」を開発
トランスコスモス株式会社は、心理学を応用した広告クリエイティブ制作メソッド「Gorilla」(ゴリラ)を開発したことを発表した。運用型広告のクリエイティブ制作サービス強化を目指す。
トランスコスモスは昨年、広告クリエイティブへの心理学応用を研究する専門チーム「マーケティングサイコロジーラボ」を設立。「ゴリラ」は、その成果となる。
「ゴリラ」では、勘や経験に頼ったクリエイティブ制作ではなく、複数の心理学的アプローチを用いて論理的にクリエイティブを制作するという。心理状態に応じて反応しやすいキャッチコピーやグラフィックデザインを、バナーやランディングページに配置。これにより、顧客の興味や購買モチベーションを高めることが可能とのこと。
実際にインフィード広告のクリエイティブを「ゴリラ」メソッドで制作・運用した結果、クリックスルー率(CTR)が平均で20%向上させた例、コンバージョン率(CVR)を2倍に高めつつ顧客獲得単価(CPA)を1/3に抑えた例があるという。
トランスコスモスでは、「ゴリラ」を利用した広告クリエイティブ制作を、2016年度中に60社に提供していく予定。