トランス・コスモス、2021年3月期決算は大型案件受注や採算性改善で利益倍増

トランス・コスモス株式会社は、2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :3364億500万円(前年同期比 7.9%増)
営業利益  :177億5200万円( 同 66.1%増)
経常利益  :180億1200万円( 同 101.2%増)
当期純利益 :87億4400万円( 同 39.3%増)

アウトソーシングサービスの需要拡大などにより、トランス・コスモス単体での売上高は2407億6300万円(前期比5.8%増)、既存の大型業務の拡大や大型公共案件の獲得などでの採算性改善によりセグメント利益は112億3700万円(前期比42.0%増)となった。
国内関係会社については、上場子会社を中心に受注が好調に推移したことや、主に前第3四半期連結会計期間から一部子会社を連結の範囲に含めた影響などにより、売上高394億8300万円(前期比39.6%増)、セグメント利益は36億300万円(前期比164.5%増)だった。
海外関係会社については、東南アジア・中国・韓国子会社における受注の増加により、売上高は691億500万円(前期比4.6%増)、セグメント利益は29億1400万円(前期比106.2%増)だった。