リクルートHD、売上高が21.8%増収 16年3Q決算
株式会社リクルートホールディングスは、2016年3月期第3四半期(2015年4月1日~2015年12月31日)の業績を発表した。リクルートホールディングスは、第1四半期・第2四半期に続き、増収減益が続いている。
【連結経営成績】
売上高 :1兆1394億2500万円(前年同期比 21.8%増)
営業利益 :819億3700万円( 同 7.3%減)
経常利益 :869億8700万円( 同 5.3%減)
四半期純利益:477億0100万円( 同 1.8%減)
引き続き国内既存領域の強化とともに、海外展開を推進。販促メディア事業では、「Airシリーズ」「SALONBOARD」等、ITを活用したクライアント業務支援サービスの導入を推進するなど、強化に取り組んだ。人材メディア事業においては、海外人材募集領域で、中小クライアントのサービス利用が順調に伸長した。人材派遣事業では、国内・海外ともに効率的な事業運営を推進。これらの結果、売上高は1兆1,394億円と前年同期比21.8%増大。一方で、主として減価償却費やのれん償却額等の一部の営業費用が増加したことにより、利益が減少した。
なお同社では、既存事業におけるEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)を1桁中後半の成長率で伸ばしていくことを経営目標にしており、これらを考慮した当第3四半期連結累計期間における既存事業での売上高は1兆269億円(前年同期比9.8%増)、EBITDAは1,474億円(前年同期比5.9%増)となっている。