JIPDEC、リクルートへのプライバシーマークの付与を一時停止

一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は、株式会社リクルートに対するプライバシーマーク付与の一時停止措置を発表した。一時停止期間は2020年4月13日から1か月間。
「プライバシーマーク制度」は、日本産業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合した企業・団体などの事業者に対して、個人情報保護の取り扱い状況が適切であることを、ロゴマークで示す制度。1998年からがJIPDEC運営している。
今回、リクルートの子会社である株式会社リクルートキャリアが運営していたサービス『リクナビDMPフォロー』(2019年8月4日にサービスを廃止)において、親会社として子会社に対する個人情報の適正な取り扱いに関する指揮・監督機能が不十分だったと認定された。これによりリクルートは、当該事業者は、一時停止期間が終了しても、終了条件が満たされたことが確認されるまでの間、プライバシーマークの使用ができない。