トランスコスモス、タイ財閥サハグループと資本提携
トランスコスモス株式会社は、SAHA GROUP(サハグループ、本社:タイ バンコク、Chairman(会長):Boonsithi Chokwatana(ブンヤシット・チョクワタナー)、以下、サハグループ)との資本・業務提携を実施したことを発表した。
トランスコスモスの100%子会社で、タイで事業を展開するtranscosmos (Thailand) Co., Ltd.(本社:タイ バンコク、Managing Director:谷川弘樹、以下、トランスコスモス タイランド)は、トランスコスモスが過半数を維持したまま、サハグループからの出資を受け入れた。
サハグループは、タイの大手財閥で、特に総合消費財分野に力を入れ、ライオン、ワコール、グンゼ、イトキン、ツルハ、ローソンなど約80の日系企業と合弁会社を設立している。また、グループ中核企業には、日用品、化粧品、衣料品などの消費財の物流・販売を扱う企業も保有している。
■サハグループ(SAHA GROUP)概要
代表:Chairman(会長) Boonsithi Chokwatana(ブンヤシット・チョクワタナー)
設立:1942年
事業内容:製造業、工業団地運営、物流、小売業など
URLhttp://www.sahagroup.com/
トランスコスモス タイランドは、今回の資本・業務提携で、サハグループから役員を受け入れた。あわせて、サハグループが持つタイの消費者市場の幅広い知識や経験、ビジネスのネットワークを活用し、タイ国内市場向けにコンタクトセンターやECワンストップサービスをはじめとする統合CRMアウトソーシングサービスを提供していく。
トランスコスモス タイランドは、タイのお客様企業のみならず、日本や海外からタイへ進出されるお客様企業の支援も行う。トランスコスモス タイランドは、サハグループとの連携により2018年度までに30億円の売上を目指す。