WOWOW、15年3Q決算 チャンネル編成改革が奏功し加入者・放送収入ともに増加

株式会社WOWOWは1月30日、2015年3月期第3四半期(2014年4月1日~2014年12月31日)の業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :536億7200万円(前年比 2.3%増)
営業利益  :82億8300万円( 同 29.5%増)
経常利益  :87億5500万円( 同 30.8%増)
四半期純利益:56億6500万円( 同 36.0%増)

「WOWOWプライム」に訴求力のあるコンテンツを集結させショーウィンドウとしての機能を強化、「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」には専門性の高いコンテンツを編成するなど、チャンネルの編成改革を実施した。「連続ドラマW MOZU Season2~幻の翼~」「連続ドラマW株価暴落」等のオリジナルドラマが加入獲得を牽引したほか、「生中継!サザンオールスターズ年越しライブ2014」、氷室京介のソロデビュー25周年ツアー等のライブ、錦織圭選手が日本人として初めて決勝に進出した「全米オープンテニス」「スペインサッカーリーガ・エスパニョーラ」が加入獲得に貢献した。同期の新規加入件数は538,575件で、前年同期比51.9%増となっている。
これにより、累計正味加入件数、有料放送収入が前年同期に比べ増加し、売上高は前年同期比で2.3%増となった。販売諸費用も増加したが、コンテンツの効率的な投下により番組費が減少したこと等により、営業利益・経常利益が大幅増となり、四半期純利益は前年同期に比べ36.0%増となった。