ダイヤモンドエージェンシー、販促物製作のシヤンテイを子会社化

株式会社フィスコは、同社子会社の株式会社ダイヤモンドエージェンシーが、平成26年12月30日開催の取締役会において、株式会社シヤンテイの株式を取得し、子会社化することを決定したと発表した。

同社グループは、情報サービス事業、コンサルティング事業、デバイス事業、インターネット旅行事業、広告代理業を擁しており、その中で情報サービス事業においては、統合報告書、アニュアル・レポート、CSRレポート、企業調査レポート、株主通信等の企業 IR を支援するビジネスを展開している。一方で広告代理業は、大企業を中心に広告宣伝の PR 業務を営んでいる。

現在、広告宣伝に係る PR 活動は多様化し複雑化している傾向にあり、一方の企業 IR におきましても、非財務情報が重要な位置づけを占める統合報告書が注目を浴び、様々なステークホルダーへ如何に貢献しているかということが重要視されてきている。

このような状況において、同社グループでは、企業IR+企業 PR という戦略を重視し、IR から PR までの一貫した提案をしている。
シヤンテイは、大手ビール会社や大手広告代理店をはじめとするクライアント企業のキャンペーン施策の販促物の製作を行っており、今回、広告代理業を本業とするダイヤモンドエージェンシーがシヤンテイの株式を取得することで、広告の企画~販促物製作+企業 IR までワンストップでの提案をする企業 IR+PR が可能となった。また、それぞれの顧客へのクロスセルの実施により同社グループの取引先をさらに増加すること、さらには、これまでよりも高次元の企業 IR+PR サービスを提供することを目的として当該株式取得を実行することとしたという。