朝日新聞、木村社長が辞任

朝日新聞社は2014年12月5日の臨時株主総会および同日の臨時取締役会などで、役員人事およびそれらに関連する人事を次の通り決議し、発表した。
それによると、代表取締役社長 木村 伊量氏が辞任。現取締役(管理・労務・WLB・コンプライアンス担当)渡辺 雅隆氏が代表取締役社長に就任する。
また、代表取締役会長には現上席執行役員(東京本社代表・消費税対策統括・教育事業担当)飯田 真也氏が新任となる。
なお、木村前社長は 12 月 5 日の臨時株主総会に先立つ臨時取締役会で、顧問就任を辞退していたという。
今回の辞任については2014年11月14日に同社サイトに掲載された文書によれば、慰安婦報道を検証した特集紙面で誤報を取り消しながら謝罪をしなかったことや、東京電力福島第一原子力発電所事故にかかわる「吉田調書」をめぐる報道などで、社会や読者信頼を大きく傷つける結果を招いたこと、などに対する経営陣としての責任を明確にするため、としている。

※2014年11月14日に同社サイトに掲載された文書
http://www.asahi.com/shimbun/release/2014/20141114b.pdf


◆リリース
http://www.asahi.com/shimbun/company/directors/20141205.pdf