博報堂、CMに対する視聴者の注目度など表現効果を測定。

 博報堂は、毎週オンエアされる全てのCMに対する視聴者の注目度など表現効果を測定する「Best HIT(ベスト・ヒット)」の即時レポート提供サービスを、2009年4月より開始したと発表した。
博報堂によれば、「最近気になるCM」を自由投票評価する「Best HIT」調査は、該当するCMの注目度や好感度などの表現評価だけでなく、製品力やブランド・イメージ力などのブランディング効果についても把握でき、ブランドにとってより効果的なCM表現への改善点を示唆できる、としている。
また、CM調査結果はインターネットによるWebサービスで提供し、契約後は2007年10月以降のCM調査データを即時に入手できる。

サービスの特長としては、CMキャンペーン開始直後の注目反応がすぐに把握でき、CMの出稿量が週別に変動・集中することがあっても安定的に視聴者の反応を捉えることができる。
また、対象者はCM素材情報を検索・参照して投票するため、人気タレントや大量出稿されたCMだけでなく、様々なCM表現の効果を収集できる。
博報堂独自の広告表現テスト「HIT」の評価指標を用い、様々な広告戦略目標に対する広告効果を分析するだけでなく、その商品・サービスに対して「興味を持った」「自分にふさわしい」「実際に買いたい」「詳しい情報を知りたい」「人に話したり薦めたい」といった生活者とブランドとの絆(エンゲージメント)を形成したかを継続的に把握することも可能としている。