グリー、業績予想を修正。会員数のび、広告収入と課金収入が堅調に推移。

 SNSを運営するグリーは、平成21年1月16日に公表した平成21年6月期通期個別業績予想の修正を発表した。
売上高は前回発表から15億8000万円増の128億円、営業利益は前回発表から7億4000万円増の73億円、経常利益は前回発表から7億3000万円増の72億6000万円、当期純利益は前回発表から3億7000万円増の38億7000万円となった。
積極的な広告宣伝活動や既存会員からの招待の増加により、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「GREE」の会員数の伸びが継続していることに加え、会員当たりの収入が上昇し、広告メディア収入及び有料課金収入がいずれも堅調に推移したことから、売上高、利益ともに増加した。
なお、予想の見直しにあたっては、最近の業績動向を踏まえつつ、広告メディア収入及び有料課金収入の予想を見直すとともに、さらなる事業拡大のために、テレビCM を含む広告宣伝費の増加、サイトパトロール体制の一層の強化に伴う人件費・採用費の増加等を見込んでいるとしている。