共立印刷、15年1Q決算 堅調成長 流通関連チラシなど増加

共立印刷株式会社は7月31日、2015年3月期第1四半期(2014年4月1日~2014年6月30日)の業績を発表した。

【経営成績(累計)】
売上高   :103億5700万円(前年同期比 6.2%増)
営業利益  :5億3300万円( 同 8.2%増)
経常利益  :4億8500万円( 同 8.4%増)
四半期純利益:2億9400万円( 同 9.3%増)

原材料や燃料費の高騰等によるコスト高に対処するため、生産体制の見直しにより生産性の向上を図り、収益の増加に努めた。また、売上高の増加に向けた取り組みとして、大ロットな輪転印刷からダイレクトメールや包材印刷といった付加価値の高い印刷物まで、幅の広い生産体制を整えて拡販活動に努めた。
経常利益の増加や固定資産除却損が減少したことに加え、投資有価証券売却益が発生したことで、純利益は、前年同期比9.3%増となっている。
そのうち商業印刷については、一部の通販カタログやチラシで受注媒体の減少はあったが、流通関連のチラシや商品カタログが増加するとともに、前連結会計年度の下半期から受注した新規取引等により、前年同四半期比より9.1%増加し、72億9700万円だった。