アウンコンサル、利益率の向上とローコストオペレーション徹底で黒字回復 14年5月期決算

アウンコンサルティング株式会社は7月11日、2014年5月期(2013年6月1日~2014年5月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :16億7800万円(前年比 19.6%増)
営業利益  :マイナス600万円(前年 マイナス6800万円)
経常利益  :700万円( 同 マイナス2400万円)
当期純利益 :1100万円( 同 マイナス3000万円)

PPCの提案力強化活動を組織的に継続したことにより、比較的規模の大きい新規PPC案件を獲得。既存顧客に対しては、需要期に確実に対応したほか、日本以外の現地マーケットへのプロモーション支援の需要を取り込んだ。これらが、グループの売上および利益を大きく改善させた。
また、国内におけるSEOに関しては、検索エンジンアルゴリズムの分析の強化を前期以上に進めた結果、施策の精度は向上したが、度重なるアルゴリズム変更等により、顧客心理が慎重になったことなどが影響し、新規受注の獲得が当初の計画よりも遅れたとのこと。
最終的に売上においては、特に国内におけるSEOの計画に遅れが出たものの、PPCの回復及び海外法人の収益拡大が進み、前連結会計年度比で大きく伸長。また、利益率の向上と同時に、ローコストオペレーションを一層推し進めた結果、利益が前期比で大幅に改善した。これにより昨年の赤字から今期は黒字に回復している。