TBS、ベンチャー出資の新会社設立 「総合メディア・コンテンツ企業」めざす

株式会社東京放送ホールディングスは、TBSグループの新規事業開発を主な目的として、ベンチャー企業への出資、連携、及び協業を推進するため、新たに「TBSイノベーション・パートナーズ合同会社」を設立した。

活力あるベンチャー企業、起業家との接点を拡大し、そのアイディア、人材、事業推進力と当社グループのリソースの連携から、新たに生まれる事業の成長を加速させることを狙いとする。社名は、オープンなパートナーシップを構築し、事業の革新(イノベーション)をめざすことを意図している。
こうした取り組みを機動的に実行していくため、東京放送ホールディングスと新会社の出資により、新会社が運用を担当するコーポレートベンチャーファンドを組成する。
メディア、コンテンツ、エンターテイメント分野を中心に、同ファンドからの出資、及び当社グループとの連携・協業を進め、ネットビジネス分野にみられる新しい技術、サービスを活かした、当社グループ事業の強化や拡張をめざす。
本取り組みは、当社のめざす「総合メディア・コンテンツ企業」としての成長に向けた、戦略的な投資や提携の強化の一環となっている。

1.ファンド運営新会社の概要
名称:TBSイノベーション・パートナーズ合同会社
所在地:東京都港区
代表者名:代表 仲尾 雅至(株式会社東京放送ホールディングス 次世代ビジネス企画室長)
出資金:2,000万円(株式会社東京放送ホールディングス100%出資)
事業内容:投資事業組合の運営、事業化の企画・育成・コンサルなど
設立年月日:2013年8月29日

2.ファンドの概要
名称:TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合
運用総額:18億円
投資対象:国内外のメディア、コンテンツ、エンターテイメント、IT分野を中心とするベンチャー企業等
設立時期:2013年9月前半予定