ゲンダイエージェンシー、2013年3月期決算は売上増

ゲンダイエージェンシー株式会社は4月12日、2013年3月期(2012年4月1日~2013年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :173億3400万円(前年同期比 3.1%増)
営業利益  : 16億4700万円(  同  4.7%増)
経常利益  : 16億5900万円(  同  4.8%増)
当期純利益 : 10億4100万円(  同  11.5%減)

主要顧客であるパチンコホール業界は、一昨年8月以降のイベント広告規制の影響や個人消費低迷の影響を受け、厳しい経営環境が続いている。主力の広告事業において販売シェアを拡大していくため、取引顧客店舗数のさらなる増加に向けて取り組みを進めた。具体的には、新規出店を予定するパチンコホール企業への広告提案活動を質、量ともに充実させて、新規出店告知案件の獲得率を高めるとともに、これまで主力であった紙媒体以外の媒体やサービスの提案を強化し、潜在顧客からの受注の獲得に向けたアプローチを、積極的に進めたとのこと。
これにより、売上高173億3400万円(前年同期比 3.1%増)となったものの、前連結会計年度中において、連結子会社株式の売却に伴う連結税効果の影響があったこと等の反動もあり、当期純利益は10億4100万円で前年よりやや減少した。