デジタルガレージとNTTデータ アイリッジに出資 スマホ向けO2Oサービスを展開へ

株式会社デジタルガレージと株式会社NTTデータは4月4日、株式会社アイリッジに出資したことを発表した。
アイリッジは、スマートフォンを利用した位置情報連動型の情報配信プラットフォームを手がけている。同社の「popinfo」は、Android端末やiPhoneといったスマートフォンのユーザーを対象とした、集客/販売促進向けの情報配信ソリューションとなっており、配信した情報はスマートフォンの待ち受け画面にポップアップ表示される。GPSやWi-Fiを通して取得したユーザーの位置情報と連動した配信が可能なため、店から一定範囲内のユーザーに向けてセールの情報を通知するといった施策も実現できるという。
今後デジタルガレージと、NTTデータおよびNTTデータの子会社でコンサルティング事業を手がける株式会社NTTデータ経営研究所は、それぞれが保有するノウハウと、アイリッジの情報配信プラットフォームを組み合わせたO2O(Online to Offline)ソリューションを構築し、小売事業者を中心とした顧客企業への提供を推進していく計画だ。将来は海外市場でサービスを提供することも視野に入れているとのこと。