ネットバンキング、サービス満足度は7割以上

楽天リサーチ株式会社は6月21日、ネットバンキングに関する調査結果を発表した。 5月29日~30日の期間に、楽天リサーチ登録モニター(約220万人)のなかから、全国20歳~59歳のネットバンキング利用者男女計1,000人を対象に実施したもの。

まず本調査におけるスマートフォンとタブレットPCの保有率は約4割(スマートフォン:33.5%、タブレットPC:3.8%、両方:5.1%)。年代別でみると、20代は5割以上、30代は4割以上が保有していた。

ネットバンキング利用者に機器ごとの満足度をたずねたところ、PC(デスクトップ・ノート)、スマートフォン、タブレットPCともに7割以上が満足だと感じている。一方、従来型の携帯電話のみが約4割に留まった。 機器ごとのネットバンキングの利用頻度をたずねたところ、「月に1回以上使う(41.9%)」がもっとも多く、「ほぼ毎日使う(24.8%)」「1週間に1回以上使う(18.6%)」がそれに続いた。利用用途のトップは、「情報照会(85.1%)」「振込・振替(77.6%)」「決済(46.2%)」だった。

機器ごとの傾向を見ると、タブレットPCでは「サッカーくじ」(22.2%)、「外貨預金」「FX」(ともに18.5%)が他の機器に比べて多かった。 各デバイスの「ネットバンキングの利用に関する満足度(非常に満足、やや満足の合計)」をたずねたところ、「PC(77.1%)」「スマートフォン(70.0%)」「タブレットPC(74.0%)」といずれでも70%を超える高い結果となった。