スターツ出版の平成20年12月期決算、当期純利益前期比99.5%減。雑誌事業が大幅減収、インターネット事業は増収、地域情報紙も堅調。
利益は3千9百万円で前期比90.9%減、当期純利益は百万円で前期比99.5%となった。
雑誌事業は有料情報雑誌「オズマガジン」や、フリーペーパー「メトロミニッツ」、書籍(ケータイ小説)を中心に事業を展開。
ターゲットを明確にしたこともあり、オズマガジン増刊号の広告収入は比較的堅調に推移、一方で、月2回発行のオズマガジンはコスト見直しの観点から月刊に刊行サイクルを変更した。
前期にミリオンヒットを記録したケータイ小説も、今期は競争激化とともにブームが去り、売上が減少した。
「オズモール」のウェブ広告掲載を中心としたインターネット事業は売上高前期比11.6%増と伸長。
フリーペーパー「アエルデ」を中心とした地域情報紙事業も広告営業が堅調に推移し、売上高が前期比0.4%とほぼ横ばいとなった。