ダイエースペースクリエイト、レシート裏広告の集客効果と売上アップ効果を発表。

株式会社ダイエースペースクリエイトは、ダイエーのレジで渡されるレシートの裏面に広告を掲載する「レシート広告」について、集客効果と売上アップ効果が確認されたことを発表。

催事場で開催される広告主(他企業)のセールスイベントを事前に告知する目的でレシート広告を実施した。
レシートは割引クーポンとしても使える仕掛け。

このセールスイベントは前年も開催され、DM1万枚、新聞折込15万部発行して告知した。
今年はDMを1万枚、新聞折込を12万部に減らしたかわりにレシート広告を期間中6万枚発行。
広告費用は前年と同額とした。

その結果、来客数が前年比122%、売上高が前年比124%となった。

レシート広告を高額商品を対象にしたクーポンとしたことで、クーポン利用者は来店客数の2%だったが、売上構成比は13%と、良質の顧客を誘導することに成功。
レシート広告の有効性を確認できたとしている。

このほかにも同社では、近隣ガソリンスタンドへの誘導目的に「ガソリン割引券」になるレシート広告を実施したところ、期間中ガソリンスタンドの全来店客の22%がレシート広告を使用し、売上高前年比110%となった事例なども発表した。

これまで話題を呼びながらもその効果が不明確だったレシート裏広告だが、今回のダイエーの事例から、使い方次第で効果をあげられることがわかってきた。