SEMのアイレップ、2009年検索エンジンマーケティング業界の展望を発表。広告出稿抑制の中、SEOの相対的重要性が上昇。

SEM事業を手がける株式会社アイレップSEM総合研究所は、2009年の検索エンジンマーケティング業界における展望として5つのトピックスを発表した。

1.ユニバーサル検索とパーソナライズ検索の拡大
 ここのユーザーに合わせた検索結果の個別化が引き続き広がっていくと予想。
2.SEOの相対的な重要性が上昇
 広告出稿抑制の中、安定して自然トラフィックが集められるSEOの重要性が高まると予測。
3.ランキングの相対的重要性が大きく低下
 パーソナライズ検索やユニバーサル検索により、誰が見ても同じ検索結果という概念が崩壊する。
4.検索連動型広告の制度がさらに向上
 適正な広告価格を決定するためのシステムや、広告の関連性を高めるための広告システム改良は引き続き行われていく。
5.自動入札管理ツール導入が本格化
 2008年に自動入札管理ツールが日本に導入され、2009年は本格的にこれが広がる。

企業の広告・マーケティング担当者はこれら動向に注視し、施策を考える必要があるとしている。