中部日本放送(名証)、通期の純利益20億円の赤字。企業のマス4媒体離れ進む。
中部日本放送株式会社(名証)は、平成21年3月期第3四半期の連結業績および通期見通しを発表した。
平成21年3月期の連結業績予想は、売上高が対前期比10.1%減の308億2千万円、営業利益が対前期比87.4%減の4億円、経常利益が対前期比82.3%減の6億円、当期純損益は20億1千万円の赤字となった。
主力の放送事業では、収入の柱であるテレビスポット収入が名古屋地区全体の広告投下量減少が続き、前年同期比8.8%減の238億3千6百万円となり、利益面では退職給付費用の増加により営業利益は94.3%減の1億5百万円となった。
また、株価急落による投資有価証券評価損の計上により赤字となった。