ADK、通期見通しを修正。減収増益に。円高差益により海外連結子会社利益膨らむ。

株式会社アサツー ディ・ケイは平成20年12月期通期連結業績予想数値の修正を発表した。
売上高は前回予想より約15億円減の3994億円、営業利益は約10億円増の370億円、経常利益は1億円増の53億円、当期純利益は2億円マイナスの21億円となった。

修正の理由として、海外連結子会社の所在国通貨に対する円相場が前回修正予想発表時に想定した以上に上昇した結果、海外子会社から同社への連結上内部取引消去する際に、円高差益による原価の圧縮と営業外費用の為替差損を同額ずつ計上する見込みとなった、としている。