IMJ、第3四半期決算発表 事業再編によって売上高減少も、純損失は前年同期2億9,200万円から3,400万円まで圧縮

株式会社アイ・エム・ジェイは、平成24年3月期第3四半期決算を発表した。

<平成24年3月期第3四半期の連結業績>
(平成23年4月1日~平成23年12月31日)
売上高:98億6,000万円(前年同期比14.6%減)
営業利益:▲4億2,100万円(前年同期は▲3億6,200万円)
経常利益:▲4億400万円(前年同期は▲3億5,800万円)
四半期純利益:▲3,400万円(前年同期は▲2億9,200万円)

インターネットを活用したデジタルマーケティングに積極的な企業をターゲットに、ウェブサイト・モバイルサイト・スマートフォンサイトの構築・運用を軸に、集客(イ
ンターネット広告・SEO等)や分析(ウェブサイト分析・効果検証等)など、顧客のデジタルマーケティングを支援する様々なソリューションを提供し、顧客関係を深化させ、事業の拡大に努めた。従来は、3事業セグメント(デジタルマーケティング事業、ネットサービス事業、エンタテインメント事業)での経営を行っていたが、市場環境や顧客動向を見据え、「コア事業への経営資源の集中」として、デジタルマーケティング事業へ注力するため、前連結会計年度末にモバイルアフィリエイト広告事業を譲渡し、第1四半期連結会計期間にエンタテインメント事業の非連結化を行った。このような事業再編に伴い、第1四半期連結会計期間より、従来のデジタルマーケティング事業、ネットサービス事業を、経営効率を図るためデジタルマーケティング事業として集約している。あわせて組織構造についても見直しを行い、単一事業セグメントでの経営を行っている。
前年同期より売上高が減少した要因は、エンタテインメント事業の非連結化およびモバイルアフィリエイト広告事業の譲渡等の事業再編によるもの。また、前年同期より営業利益が減少した要因は、注力している新規事業への投資で先行コストが発生していることと、受注案件において一部不採算が発生したことによるものである。