インデックス、2012年8月期 第1Q決算 利益増ながら純利益確保できず

株式会社インデックスは1月13日、2012年8月期第1四半期(2011年9月1日~2011年11月31日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :40億8400万円(前年同期比 32.1%減)
営業利益  :1億8100万円( 同 66.1%増)
経常利益  :3億4400万円( 同 29.3%増)
四半期純利益:マイナス9000万円(前年 2億7000万円)

モバイル関連分野では、スマートフォン搭載OSの機能拡充やスマートフォン端末を取り巻くネットワーク環境の充実から、ソーシャルゲーム市場が全世界的に益々拡大傾向にあるとともに、ゲーム関連分野では、3D技術やネットワーク技術を駆使した新型携帯機の登場により、国内外で市場の盛り上がりが期待されている。
これを受け同社では、人気ゲームタイトル『ペルソナ3ソーシャル』に続き、『真・女神転生』などのさまざまなゲームをマルチプラットホームで展開開始。また、従来フィーチャーフォン向けのゲームだけでなく、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン端末対応をすすめた結果、おのおののタイトルにおいて会員数が堅調に伸び、総会員数200万人を突破しソーシャルゲーム基盤の拡大に努た。2011年12月には、連載中の人気漫画「GANTZ」、また、人気ゲームクリエイター「稲船敬二」プロデュースの「Dr★モモの島」のサービス提供を開始している。
しかしながら、売上高は40億8400万円に留まり前年同期比で32.1%減となった。当第1四半期連結累計期間の最終損益は、9000万円の純損失となっている。