電通と東大発ベンチャー、食事の写真をアップするだけで健康管理と社会貢献ができるアプリ「Table For Two」発表

NPO法人TABLE FOR TWO International(TFT)、東大発のベンチャーfoo.log株式会社、株式会社電通、株式会社電通レイザーフィッシュは12月1日、協働で、健康管理と社会貢献が同時にできるiPhoneアプリ「Table For Two」を発表した。AppleのApp Storeより無料ダウンロードが可能。
「Table For Two」は、毎日の食事をiPhoneで写真撮影しアップするだけで、画像からカロリーと栄養バランスを自動解析する食事バランス診断アプリ。食事の写真を撮影しアップすると、画像から色や質感といった特徴を自動解析し、独自のデータベースをもとに、そのメニューのカロリーを推定する。
さらにヘルシーな食事の写真をアップした際に、協賛企業からの寄付という形で、アフリカの子どもたちに学校給食が寄付される仕組みとなっている。1回のヘルシーな食事写真のアップで1円の寄付となり、20回のアップで給食1食分の寄付となる。
Appleの規定ではアプリ上でユーザーから寄付を募ることができないため、協賛企業を募ることで、ユーザーに代わって学校給食プログラムを支援する。企業からの協賛金はすべてTFTが支援する学校給食プログラムへの寄付に用いられる。協賛企業として、スタート時は日本たばこ産業株式会社と株式会社電通レイザーフィッシュが参加する。
なお食事画像からの自動解析技術は、東京大学情報理工学系研究科 相澤研究室とfoo.logによる研究の成果とのこと。