カカクコム、営業利益前年同期比132.1%増。広告業務も対前年同期比24.1%と好調。
株式会社カカクコムは平成21年3月期第3四半期決算を発表した。
第3四半期連結累計期間(9ヶ月)でのグループ業績は、売上高は前年同期比41.5%増の69億2千4百万円、営業利益は前年同期比132.1%増の26億2千6百万円、経常利益は前年同期比131.8%増の26億4千4百万円、四半期純利益は前年同期比75.9%増の15億2千1百万円となった。
購買支援サイト『価格.com』を始め、グルメ・レストランのクチコミサイト『食べログ.com』などのグループサイトが月間利用者数・ページビュー数を伸ばした。
『価格.com』の月間利用者数は約1,728万人、月間総ページビュー数は約7億1,886万ページビュー。
『食べログ.com』が月間利用者数約761万人、月間総ページビュー数約1億1,076ページビュー。
旅行クチコミサイト『フォートラベル』の月間利用者数約232万人、月間総ページビュー数約2,091万ページビューとなった。
グループ全体では月間利用者数は2,918万人、月間総ページビュー数は約8億6,992万ページビューとなった。
広告業務はこれら利用者数増加による媒体力向上によって、パソコンメーカーや家電メーカーを中心としたクライアントからの広告出稿やリスティング広告などが堅調に推移。
景気後退の中、新聞などで出稿減と報告されるメーカーの出稿が『価格.com』では堅調に推移しており、広告主の予算配分がさらに変化しているものと思われる。
また、『食べログ.com』の利用者が大幅に増加したことで広告売上が増加した。