ファンコミュの3Q決算 アドカボおよびネンドの売上が順調に推移し、売上高78億に

株式会社ファンコミュニケーションズは、平成23年12月期第3四半期決算を発表した。

平成23年12月期第3四半期の連結業績
(平成23年1月1日~平成23年9月30日)
売上高 :78億2,700万円
営業利益:13億2,400万円
経常利益:13億7,400万円
四半期純利益:7億8,900万円
※平成23年12月期第3四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、
 前年同期比は記載されていない。

携帯向けアフィリエイト広告サービスの「モバハチネット」において、スマートフォンアプリのダウンロードを対象としたアフィリエイトプログラムへの対応や、スマートフォン向け広告サービス「ネンド」においてアプリ内に配信できるiOS用のSDKをリリースするなど、既存サービスのスマートフォン対応を積極的に行った。その他、大手広告主の獲得、広告主とパートナーサイトの関係強化や、各アライアンス先との共同セミナーの開催などを中心に、費用対効果をより高める営業活動を行った。また、東日本大震災に関連して1,000万円の寄付を行った他、義援金プロジェクトとして寄付や節電の呼びかけを当社ネットワークを通じて行行った。

セグメントの業績は、次のとおり。

■パソコン向けアフィリエイト広告サービス
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティングを行った。その結果、売上高は52億6,175万円、営業利益は14億4,055万円となった。

■携帯向けアフィリエイト広告サービス
モバハチネットの売上伸び率が鈍化しているが、アドカボおよびネンドの売上が順調に推移。その結果、売上高は21億1,168万2,000円、営業利益は3億5,365万3,000円となった。

■自社媒体事業
「歌ネットモバイル」の純広売上が減少したが、スマートフォン向け音楽再生アプリ「リリカ」はアプリダウンロード数の増加に伴い、純広売上が順調に推移した。また、平成23年8月1日に子会社化した株式会社リアラスの売上が純増した。その結果、売上高は2億6,686万9,000円、営業利益は7,090万4,000円となった。

■その他
売上高は1億8,763万円、営業利益は2,400万2,000円となった。