葵プロモーション、第2四半期業績予想を修正 売上10%の上方修正も、先行投資などで利益減と予想
株式会社葵プロモーションは、平成23年5月16日に公表した平成24年3月期第2四半期の業績予想を修正した。
<平成24年3月期第2四半期累計期間の業績予想数値の修正>
(平成23年4月1日~平成23年9月30日)
売上高:90億9,100万円(前回予想より8億7,100万円増 10.6%増)
営業利益:1億9,100万円(同 4億1,700万円減、68.6%減)
経常利益:1億7,700万円(同 3億9,000万円減、68.8%減)
四半期純利益:7,200万円(同 1億4,100万円減、66.2%減)
グループ全社を挙げた営業体制強化の取り組みの継続により、主力であるCM映像制作関連売上が好調なことに加え、多様化を続けるメディアに対して、全方位でクライアントのニーズに対応すべく、Webコミュニケーションコンサルティング事業ではパイオニア的存在である株式会社ビジネス・アーキテクツと、広告セールスプロモーション分野のクリエイティブで多くの実績を有する株式会社ティー・ケー・オーを、2011年7月1日に子会社化した。
加えて、アジアに進出する日系企業の現地マーケットへ向けたCM制作ニーズに対応すべく、成長が著しいインドネシアにPT.AOI ASIA INDONESIAを2011年9月に設立した。
この結果、平成23年5月16日に開示した平成24年3月期の業績予想(前回予想)に対し、第2四半期連結累計期間においては、売上高は前回予想を上回る見込み。
一方、利益面では、比較的制作原価率の高い映像作品やアプリの売上増加、本社移転などの効率的オフィス環境整備に伴う一時的費用や上記のような新規事業開発に伴う先行的費用の支出に加え、本年4月1日に子会社化した株式会社パーゴルフが、震災の影響による雑誌売上、広告売上の一時的な落ち込みなどにより赤字を計上したことから、前回予想を下回る見込みとなった。