ミクシィの第2四半期決算、モバイル広告出稿減少や人件費の増加などで利益が前年同期比約50%減 通期予想も下方修正

株式会社ミクシィは、平成24年3月期第2四半期決算を発表した。

<平成24年3月期第2四半期の連結業績>
(平成23年4月1日~平成23年9月30日)
売上高:60億8,100万円(前年同期比 1.2%減)
営業利益:8億5,000万円(同 49.7%減)
経常利益:7億800万円(同 55.2%減)
四半期純利益:3億4,000万円(同 52.5%減)

人件費などのコストの増加により、利益減となった。また、ソーシャルネット事業の売上高は、震災の影響による広告クライアントの出稿抑制やスマートフォンが普及していく中でのモバイル広告の出稿減少の影響で、56億2,400万円(前年期比 3.0%減)で、セグメント利益は17億100万円(前年同期比 25.5%減)となった。

なお、ミクシィでは、平成23年8月4日に公表した平成24年3月期通期連結業績予想を以下のように修正している。

<平成24年3月期 通期連結業績予想数値の修正>
(平成23年4月1日~平成24年3月31日)
売上高:
 前回発表予想 150億~163億円
 今回発表予想 130億~140億円
営業利益:
 前回発表予想 34億~38億円
 今回発表予想 16億~25億円
経常利益:
 前回発表予想 33億~37億円
 今回発表予想 13億~23億円
当期純利益
 前回発表予想 16億5,000万~19億円
 今回発表予想 5億万~11億円