2011年度上半期の店頭広告キャンペーン実施件数、震災影響で大幅ダウン 実施件数は今回も森永製菓がトップに パルディア調べ

店頭広告キャンペーン専門会社の株式会社パルディアは11月4日、2011年度上半期(2011年4月1日~2011年9月30日)における店頭広告キャンペーン実施形態の調査結果を発表した。同社が保有する店頭広告キャンペーンデータベース「キャン索」からデータを抽出して集計を実施したもの。

それによると、2011年度上半期の店頭広告キャンペーンの数は、キャンペーンの総件数は2,970件であり、2010年度上半期の総件数3,584件から、約83%に大幅ダウンしたことが明らかとなった。特にナショナルキャンペーン(全国・エリアキャンペーン)の数は約67%にダウンしていた。いずれも東日本大震災の影響と見られる。

2011年度上半期の店頭広告キャンペーン実施件数ランキングは、2010年度上半期に引き続き森永製菓がトップ。キャンペーン実施件数は149件だった。森永製菓は2010年度の上半期および2010年度の1年間を対象とした調査結果に引き続き首位を維持した。ただし、キャンペーンの件数は対前年度比較で減少している。2位はアサヒビールで107件、3位は花王で104件だった。花王は、前年度上半期と比較しキャンペーン数の大幅な増加がみられ、3位にランクインした。