共立印刷、第2四半期決算を発表 チラシやカタログの受注増加、連結子会社の取得などにより約3倍の増益

共立印刷株式会社は、平成24年3月期第2四半期決算を発表した。

<平成24年3月期第2四半期の連結業績>
(平成23年4月1日~平成23年9月30日)
売上高;162億5,700万円(前年同期比10.9%増)
営業利益:6億9,800万円(同 78.6%増)
経常利益:5億7,000万円(同 97.7%増)
四半期純利益:5億4,200万円(同 310.0%増)

オフセット輪転印刷機を中心にしながら、今後の需要増加が見込まれる多品種・小ロット印刷に対応したUV平台印刷機およびオンデマンド印刷機を増強し、市場のニーズに的確に対応できるよう努めてきた。
商業印刷については、チラシの受注件数増や新規受注案件があり、カタログ類においても受注量の増加があった。また、新たな成長戦略として取り組んでいるオンデマンド印刷においては、ダイレクトメールや店頭装飾品などの販促物の受注が増加したことにより、前年同四半期に比べ8億4,900百万円(7.4%)増加し、123億9,900万円となった。
出版印刷については、連結子会社の取得により旅行情報誌の売上高が加算されたことなどにより、前年同四半期に比べ7億9,400万円(26.1%)増加し、38億3,900万円となった。
また、利益面では、売上高の増加や利益率の向上、支払利息2,900万円の増加、連結子会社取得時に発生した段階取得に係る差益2億3,200万円の計上などが貢献し、増益となっている。